鼻毛
「鼻毛出てるよ」
『え、うそ』
「ほら、鏡」
『うわ、本当だ』
「ほら、ピンセット」
『気がきくな、ありがとう、、いてっ』
「本当お前は、バカだなぁ」
「鼻毛出てるよ」
『やだ、うそ』
「ほら、鏡」
『え、男のクセに鏡なんて持ってるの?』
「女のクセに鼻毛出てるよりましだろ」
『馬鹿にしないでよ!』
「先にバカにしたのはお前だろ」
『帰る』
「なんでだよ!おい!おーい、、はあ」
「鼻毛出てるよ」
『ハナゲ、、トハナンデスカ?』
「だから、鼻毛出てるよ」
『ハナゲ?ハナ、、ゲ?oh..』
「ほら、鏡!」
『ハナゲ、、OH!ハナのケね!』
「ほら、ピンセット」
『ソノマエニ、ワキのケヌケヨ』
「脇毛は別にいいだろ」
『ニッポンジンリカイデキナイネ』
「もう帰れよ」
「鼻毛出てるよ」
『そうか』
「ほら、鏡」
『本当だね』
「ほら、ピンセット」
『いいピンセットだね』
「抜けよ」
『どうしてだい?』
「みっともないだろ?」
『君は鼻毛が出ている出ていないで人を決めるのかい?鼻毛一つで本質が見抜けるのかい?君は僕を差別しているね、例えば、超高級車に乗ったセレブがだね、、』
「もういいです」
「鼻毛、、か?それは鼻毛か?」
『にゃー』
「ほら、鏡、、、」
『ふしゃー!!!!』
「こら、威嚇はやめなさい!写ってるのはおまえだよ!痛い!痛いから!」
『にゃー!!!!!!!!!!』
「鼻毛出てるよ」
『え、うそ』
「ほら、鏡」
『うわ、本当だ』
「ほら、ピンセット」
『気がきくな、ありがとう、、いてっ』
「本当お前は、いいやつだなあ」
『え、なんで?』
「なんでもないよ。」
『なんだよ、急に気持ち悪いなー笑』
「鼻毛出てたやつよりマシだろ笑」
『でもピンセット持ってるのはやり過ぎだよ』
「あ、やっぱりそうか笑」